2018年6月に100周年を迎えたTEIJINの企業ブランディングキャンペーン。 約1年間を4つのフェーズに分けて、これまでの感謝から始まり、新たなブランドメッセージの宣言、人間への理解を深める実験的なプロジェクトの立ち上げ、そこから生まれる次なるビジネス展開まで、TEIJINが次なる躍進をするための社内向けと社外向けそれぞれにコミュニケーション施策を実施し、それら全てのコンセプト立案からクリエイティブまでを担当。
TEIJINのHuman Chemistry, Human Solutionsのコーポレートメッセージの元、人を中心に考え、本質的な人間の幸せを見据えたQOLに導いていくことを本キャンペーンの全てのフェーズでメッセージ。これからのTEIJINの立ち位置を明確にしながらブランドとしての価値を社外だけでなく社内にも伝えていくことで、アイデアの考え方や提案性の高め方など、社内に対するエデュケーションも含んだキャンペーン施策。
100周年を迎えるにあたり、はじめに行なったのは、これまでTEIJINを支えてくれた「人」にフォーカスを当て感謝とともに100年を振り返る企画。事業やモノにフォーカスがあたりがちな周年企画とは異なり、人を中心にしたメッセージの新聞広告や年表を制作、また当時の思い出を感謝とともに振り返るWEB MOVIEも公開。
TEIJINのHuman Chemistry, Human Solutionsのコーポレートメッセージの元、次の100年のTEIJINのビジネスにおける存在意義の明確化をするべくグローバルメッセージを設定。TVCをはじめ新聞広告、OOH、WEBメディアでは「人と化学がどこへ向かっているのか?」という疑問を投げかける切り口で見た人へインパクトを持って伝えた。このメッセージを通じて、人を中心に考え、本質的な人間の幸せを見据えたQOLに導いていくことを世の中へメッセージし、これからのTEIJINの立ち位置を明確にしながらもTEIJINのビジネス体質を変えるべく、社内に対してこれからの行動指針を伝えていくことも担っている。
「FUTURE NAVIGATION」を体現するプロジェクトとして、人が抱える問題をTEIJINの事業と重ね合わせ9つ選定し、それらを独自の切り口で考察・分析・検証していくTHINK HUMAN PROJECTを企画・立ち上げ。半年をかけTEIJIN社員と様々な専門家の知見を合わせ人への見識を深めた。その集大成として2018年12月に渋谷ヒカリエにて「THINK HUMAN EXHIBITION」を開催。これら全てのコンセプト立案からクリエイティブまでを担当。